≪静岡茶は安全です!≫
 静岡市の藁科地区において、暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出されました。同じ藁科川の流域にあり、同じ本山茶というブランドのお茶を作っている我が大川地区(奥藁科)にとっても、地区が違うとはいえ風評被害による大打撃が予想され、関係者は対応に追われています。6月16日、農協において説明会が開かれ、対策や方針について説明がありました。
 お茶は生葉から荒茶(製茶)に加工する段階で水分がなくなって1/4〜1/5となるため、放射性セシウムの量は5倍になると思われます。この段階で野菜と同じ500ベクレルという厳しい規制値を適用する事が、まず間違っています。荒茶(製茶)を直接食べる事はまずなく、まれに直接食べるとしても粉末にしてほんのわずかな量を食べるだけです。普通は飲料のお茶として飲み、その場合にはお湯によって抽出して飲むので、放射性セシウムの量は数十分の一から数百分の一に薄まります。荒茶(製茶)の段階で多少規制値を超えたくらいでは飲料となった時に規制値を超える事はありえないのです。よって当初国が示した通り、生葉500ベクレル、飲用茶200ベクレルという規制値で十分なのです。あえて荒茶(製茶)に規制値を設けるなら、4倍の2,000ベクレルとするべきです。今回藁科地区で検出された値も679ベクレルで、2,000ベクレルを大きく下回ります。
 そして500ベクレルという暫定規制値がいかに厳しいかを示すものが放射線医学総合研究所のホームページで公開されています。藁科地区で検出された679ベクレル/kgの放射性セシウムを含有する製茶を毎日10g、1年間食した場合でも、被ばく量は0.03mSvです。下の図を見てみると、日本における自然放射線のわずか1/50にしか相当しません。さらに見てみると、外国には日本の100倍以上もの自然放射線を受けている国もあったりするのです。


放射線医学総合研究所HPより

 藁科地区の茶農家、さらには静岡県の茶農家は、国の暫定の規制値に振り回されています。国は風評被害を少しでも減らす為に、早急に正規の規制値を作成する必要があります。静岡茶は安全です!安心してご賞味ください。