TOP > 歴史・地理 > 伝送「湯ノ島 飯綱神社」 ≪ 伝承「飯綱神社の由来」 ≫
 昔、大飢饉があって作物が実らず、餓死する者がよくあった。ある時、村人たちは相談して産土神の社地に集合して祈念を凝らした。すると、その後は作物が豊熟して飢饉を免れたので、これは神徳であると敬い、三年の後、宮殿を造営し、年々祭祀を怠らなかった。その後、故あって一時は日向の字松の平に合祀したが、天文年間(一五三二~五五)に再び今の地に移して祀った。

<上湯島の高台にある飯綱神社>  
引用:美和村誌/「駿河の伝説」(小山枯柴編著・宮本勉校訂、羽衣出版、平成6年)