奥藁科とは


奥藁科とは、静岡市を流れる安倍川の支流である藁科川の上流部を指す地域名ですが、どこから奥藁科と呼ぶかは正式には定義されていません。広義には中流部の中藁科地区や羽鳥西地区まで含む場合もありますし、清沢地区から奥を指す場合もあります。当サイトでは断りがない場合、最奥である大川地区を指して奥藁科と呼んでいます。

●清流と歴史の郷、奥藁科(大川地区)にようこそ♪ 
 
 静岡の市街地から北西に車で30分〜1時間。ここ「奥藁科(大川地区)」は、静岡市を流れる安倍川の最も大きな支流である藁科川の上流部に位置する古い歴史をもった地域です。清潔な水と豊かな緑に恵まれた奥藁科は、坂ノ上・栃沢・日向・諸子沢・湯ノ島・崩野・楢尾・大間とそれぞれ個性的な8つの地域からなる「清流が流れ、歴史が息づく山あいの郷」です。
 
 この地区の中心である日向には、中世以来の伝統芸能である田楽「七草祭り」が伝わっており、坂ノ上の「薬師堂仏像群」は市の文化財に指定されています。また栃沢からは名馬伝説で名高い「するすみ」や、静岡にお茶をもたらした「聖一国師」が誕生しました。観光名所としては源流部の「福養の滝」「湯ノ島温泉」があり、主な産業は林業と茶・シイタケ等です。
 
 伝説によれば最奥の大間を「砂宮太夫」なる者が拓き、徐々に下流に延びていったという言い伝えが残されています。このような伝承や昔話が数多く残されていることから、奥藁科をはじめとした藁科川流域の一帯は「民話の宝庫」とも呼ばれています。七ツ峰(1,533m)を最高峰とした山々にすっぽりと囲まれた奥藁科の地形は、民話や芸能を守り育む揺りかごとなって、それが自然と文化が今も息づく奥藁科の魅力の一つとなっています。


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