日向の七草祭

古い歴史を持つ伝統の祭り
〜いにしえの大川に想いを馳せる〜
「日向の七草祭」は静岡県の無形民俗文化財に指定されており、旧暦の1月7日に福田寺観音堂にて行われます。その歴史は古く、寛永21年(1644)に記された詞章本も残されています。祭りは午前中に行われる日の出の祈祷と、田遊びが行われる夜祭りとで構成されています。メインとなる夜祭りは、にぎやかに、かつおごそかに行われ、多くの客で賑わう大川地区の一大イベントです。
●静岡県指定無形民俗文化財(指定年月日:昭和55年11月28日) ●保存団体:日向町内会 
●実施日:旧暦1月7日
●会場:福田寺(ふくでんじ)観音堂「葵区日向」 

午前10時頃より、堂内において「日の出の祈祷」が行われ、この祈祷で使われた判を、村人や参拝者の額に押します。これを、ネッキ、ハッキと言います。

夜祭りで舞台に上がる者は、藁科川に入って禊を行い、身を清めます。真冬の川は身を切るような冷たさ。焚火にあたりながら7度行います。

地元の女の子達が舞台で舞を奉納します。



俵を背負った浜行(はまゆき)と、天秤棒を担いだ若魚(わかうお)と呼ばれる道化が登場し、海の幸、山の幸を本尊に供え、舞役達に土産物を配ります。

大拍子(だいびょうし)、申田楽(さるでんがく)は、裃(かみしも)を着た6人の舞役が円陣を作って踊ります。


「駒んず」は、非常に特徴的な演目で、輪になって笹竹を持ち、笹竹を揺する人々の中へ馬と山鳥の被り物をした子供達が順に入っていきます。