TOP > 歴史・地理 > 伝承「楢尾稲荷神社」 ≪ 伝承「楢尾稲荷神社」 ≫
 昔、楢尾から南を遥かに眺めると、駿豆の海上に毎夜大きな火光があった。そんなある年、霰(あられ)が降って災害を被った。また、その後年は大飢饉が来て、悲惨で目もあてられなかった。村民は産土の神社に集まって五穀の神を勧請して豊作を祈った。すると神徳により穀物が豊熟して餓死を免れた。稲荷神社は後世ますます敬仰の度を高め、毎年陰暦二月二の午の日に例祭を行っている。
(美和村誌)
 

稲荷神社は天満宮の後方に鎮座している  
引用:『新版 駿河の伝説』(小山枯柴編著.羽衣出版.平成6年)