聖一国師が歩いた峠道
足久保でお茶の種を撒いた聖一国師が、生家の栃沢に帰りつくために越えて来たとされる釜石峠。それ以来幾多の人が往来したこの道は「TeaLoad(ティーロード)」と名付けられ、現在でもハイキングコースとして整備されています。
<栃沢側登山口>
聖一国師の生家、米沢家より車道を歩いて15分ほど登って行くと、突先山ハイキングコースの案内看板が立っており、そこから山道へと入って行きます。
<栃沢側登山道>
しばらく沢沿いの山道を登り、わさび田の跡を過ぎると沢から離れ、杉・檜の林の中へと入って行きます。
<釜石峠>
釜石峠には二本の大きな杉の間にお地蔵さま(大正元年作/如意輪観音像)がちょこんと座り、優しい微笑で迎えてくれます。
<足久保側登山道>
栃沢側と比べ急傾斜の山道の為、所々にロープが張ってあります。ゆっくり歩けば問題ありませんが、ハイキング(軽い山歩き)と言うにはちょっと険しいかもしれません。
途中に「おおたる滝(写真左)」と「三条の滝(写真右)」を見る事ができます。